嫌いな人とのコミュニケーション
新年度が始まり、「苦手な人と一緒になってしまった」と憂うつになっている人もいるのではないでしょうか。職場で「苦手」「嫌い」「不快」と感じる人とどのように向き合うかについて書いて行きたいと思います。
まず「相手の言動が気になってしまう」というのは、相手にコミュニケーションの主導権を握られている状態といえます。そうならないためには自分の意思を持って相手とのコミュニケーションの仕方を変える必要があります。やるべきことは
「避ける」こと
はっきり言います。避けることは決して悪いことではありません。苦手な人に対して「何とかして良好な関係を築かなければ」と努力している人もいると思います。ただ、ムダな努力をするより、避けて通れるものであれば、そうした方がいいでしょう。
実は、夢や目標を実現している「成功者」というのは、苦手だと思う人とは距離を置いてます。人を嫌ったり憎んだりするのはかなりのパワーを使うんですよね。相手を変えようとしたり、相手に合わせるために自分を変えようとしたりするのは、さらにパワーを要します。『そんなパワーを使うのはムダ』と割り切りって、苦手な人を避けて通ることでコミュニケーションの主導権を握っているんです。
苦手な人と付き合うことにパワーを使い、神経をすり減らすよりも、その分、他の人たちとの関係を深めることに力を注ぐほうが有意義。苦手な人からも学べることはもちろんあるでしょうが、好きな人たちと時間をともにするほうが、その何倍も得るものがあります。
とはいえですよ、自分の意思で相手を避けることができない状況のほうが多いと思います。その場合は、次のような方法を試してみてください。
感情で反応はせず「目的」に集中する
仕事上、苦手な人を避けて通れない。視点を変える努力をしてみても、関係が改善されない。そうした場合は感情を抑えて「まっすぐに目標を目指す」というのが得策です。
仕事においての「本来の目的」を意識してみてください。それは「上司・同僚・取引相手と仲良くすること」ではなく、「ミッションや目標を達成すること」であるはずです。
「その目標を達成するためには」と冷静に状況を観察し、その相手とコミュニケーションを取らなければならない理由は何なのか、どの程度のコミュニケーションが必要なのかを考えてみましょう。
そうすれば、感情に振り回されず、ドライに「目的達成のために必要なこと」として、最小限のコミュニケーションにとどめることができるようになります。
避けるべき人とは距離を置き、しっかり目的に集中することで、適切なエネルギーを消費することができます。結果として周りには応援してくれる人も現れるという好循環につながります。ぜひ意識していただけたら幸いです。
嫌いな人との向き合い方について
1. 「他人を変えることはできないこと」と割り切る
直面する問題の中に、自分で変えていくことによって改善できるものもありますが、ほとんどのことは自分では状況を変えることができません。他人の性格を自分でどうにかして変えるということは不可能です。
「自分でコントロールできないことには、極力関わらない」という意識が大切です。苦手な人と思えるような状況でも気にしないで過ごしやすくなります。
2. 職場にいる場合は、別の生き物だと思って接する
同じ職場に嫌いな人がいる時、「気にしないようにする」ということが大切です。相手のことを理解しようと頑張れば頑張るほど、理解できないことに直面するほど、イライラが増します。
そんな時は、相手のことを「別の生き物で、理解不能な人」と考えるなら、苛立つような言動を受けたとしても、「なんでそんなことをするのか」というイライラがなくなります。
3. 嫌いな人の事を考える時間が「もったいない」と理解する
相手のことは変えられません。しかし「嫌いな人のことを考えてネガティブになるか」それとも「考えるのをやめて、有益な活動に集中するか」を選択することはできます。
嫌いな人のことをウジウジ考えて時間を過ごすのは、自分の人生を削るという「もったいない」という気持ちを上手にコントロールしていきましょう。
それでは、また。
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ブラック企業かもしれない?ハラスメントとその対策
みなさんこんにちは。しげるです。
今日はハラスメントについて話をしようと思います。
今、会社や家庭、学校など様々な場所で「ハラスメント」が起こっています。
ハラスメントは日本語に訳すと「いやがらせ」という意味です。
ハラスメントの中でもたくさんの種類があって、
・性的言動や行動によって相手に苦痛を与える「セクシュアルハラスメント」
・権力を盾に精神的、身体的暴力を与える「パワーハラスメント」
・性別による固定概念を押し付ける「ジェンダーハラスメント」
・妊娠や出産を理由とし相手を傷つける「マタニティーハラスメント」
など、たくさんの種類が存在しています。
ハラスメントの判断基準が曖昧な部分も確かにありますが、大きなポイントとして
「受け手がどう感じるか」という部分が重要になってきます。
また、ハラスメントの加害者は「自分がハラスメントをしている」という認識がない人がほとんどないです。
直接その加害者に伝えなければ伝わらず、場合によってはそのハラスメントがどんどんエスカレートしていきます。そんな時、身近な人(家族・友人・同僚・上司など)に相談することが大切ですが、もし「どうしても相談できない」という時は社内の相談窓口や全国には心の健康相談ダイヤルなど多くあります。
「相談をする」という行動が、解決までの大きな一歩となります。
「相談をする」その一歩が、あなたを救う一歩になります。
お仕事でハラスメントの相談をよく受けていますが、最近になってこんな問い合わせが最近増えてきました。
「部下がなんでもかんでもハラスメントと言ってくるので、困っている」
確かに、気持ちはわかりますが安心してください。ハラスメントは被害者と加害者だけで成り立つものではなく、職場の環境を悪くするということもハラスメントに該当します。なんでもかんでも「それ、ハラスメントですよ!」と言ってくる人がいた場合には、周囲がどう感じているかどうかを理解した上で自信を持って指導をしていただけたらと思います。
2020年には新しい法律も加わり、「企業としてハラスメント対策をしっかりやってくださいね」といった内容も明記されています。法律に明記されている以上、従業員やこれから入社する人たちにしっかりと研修だったり、オンライントレーニングを行わなければいけない。企業で働く全従業員が、ハラスメントに関する必要な知識を身につけること、それが企業の義務なのです。
知識がつけば当然周囲の言葉や行動には敏感になる。
「何もわからない状態や知識がない状態」っていうのは実はこわいことです。一番こわいのは、知識がないだけで「自分が気づいた時にはハラスメントの加害者になっている」可能性があるということ。
誰しもが加害者にもなりうるし、被害者にもなりうる。
ハラスメントの加害者になるほとんどの人が「被害を与えている」という認識がまるでない。言われなきゃ気づかないということも事実。
対策としては一人一人が正しい知識を持つこと。
法律だったり、考え方だったり。そして何より大切なことは日頃のコミュニケーションです。
あとはもしこの記事読んでいる方で、「ハラスメントの被害を受けているかもしれない」と思った時は是非「記録」してください。
動画を撮る、音声を録音する、日記をつける、ということをしてください。
ハラスメントの被害を訴える時は必ず「証拠(事実)」が必要です。
自分を守るため、相手に加害者としての認識を持ってもらうため、勇気は入りますが一歩踏み出すことで状況が一気に変わります。そんな人を僕は全力で応援しています。
本日も、一人でも多くの人が救われる一日になりますように。
それでは、また。
子供の純粋さ
おはようございます。
本日のテーマ「子供の純粋さ」について
これは持論ですが、子供は子供として接してはいけないと思ってます。
どういうことかというと、まず「子供」は感受性が強い。
人が発した言葉やリアクション、見たこと、聞いたこと、食べたもの、体感したことは疑いもせず受け取ります。それを繰り返す中で、
良いものは良い。
悪いものは悪い。
綺麗なものは綺麗。
怖いものは怖い。
と判断していきます。真っ白な紙に色を塗っていくようなイメージです。記憶にも残りやすく、影響も強く受けます。
たまに大人が子供に対して適当な対応をしたり、汚い言葉を投げかけているのを見たりします。
その子供が汚い言葉を使った時に、大人はさらに汚い言葉で返すこともあります。
真っ白な紙についた汚れ(影響)はなかなか落とせません。
そう考えると、子供は子供だからって適当な言葉は使わず「綺麗な言葉で接してあげなければ」と思いませんか?
子供を正しい方向に導くことができる人、そんな人こそが「大人」なんだと思った今日この頃です。
今日も一人でも多くの人が救われますように。
それでは、また。